オンライン国語教室・小論文教室オトモです!
新型コロナウイルスの流行により、慌ただしいまま4月となりました。
一日も早く、世の中が落ち着いてほしいですね。。。
ということで、
今回から3回にわけて、自宅浪人・自宅学習のコツをご提案していきます!
大学受験をしたいけれど
学校にも行けない、予備校にも行けない、
自宅で勉強を始めたいけどやり方がわからない・・・と、
この時期不安になっている人も多いのでは??と考えたからです。
学校に行けない小・中学生の方、
テレワークを始めた社会人の方にも役立てる内容にしていきます。
人生万事、塞翁が馬。
いろんな事情でや学校に予備校に行けずとも、
ちゃんと志望校に合格してきた人たちを、私はたくさん知っています。
外出自粛をきっかけに、
自宅で勉強する習慣をつけて、独学を得意にしちゃいましょう(^o^)ノ
自宅学習で成果を出すために準備したい3つのもの
① 環境 ←今ここ
② タイマー
③ サポーター
自分を変えたいなら、まずは環境から!
自宅で勉強したい!(しなきゃ)
と志した時、まずやるべきことは「模様替え」ではないかと思います。
環境は大事です!
予備校に通ってみるとわかるのですが、
授業と同じか、それ以上に役立つのが
「勉強している人しかいない部屋」=自習室
の存在です。
他の学生の姿を見ながら自分にプレッシャーをかけつつ、
学習以外の刺激をシャットダウンすることができる環境。
これが学習モードへの切り替えに、とても便利です。
一方、
自宅で勉強しようと思っても、誘惑がとても多い。。。
かく言うわたしも、昔は家で勉強するのがとても苦手でした。。
すぐ寝ちゃうったり、本や漫画を読んだり・・・
いくらでもさぼれてしまう(^o^;)
家はリラックスするための場所でもあるから、
どんなに勉強や仕事に没頭したいという意気込みがあったとしても、
切り替えが難しいんですよね。
何より家族の前で、真剣に勉強や仕事をするのはなんだか恥ずかしい(笑)
しかし、
「あぁ、今日もできなかった。。明日こそ・・・」
と、いくら自分を責めても、
残念ながら人間の性質というものはなかなか変わりません。
かと言って、落ち込む時間はもったいない。
となれば、自分のサボりぐせを責めるのではなく、
先手を打って、自分がサボりづらい環境を整えることから始めましょう!
自分を変えるのに時間はかかっても、
環境を変えることはすぐにできます(๑´0`๑)
学習ゾーンを自作しよう!
以下、実証されているもののうち、
私の経験も踏まえて、効果が実感しやすいと思われる順でまとめていきますので上から優先して、取り入れてみてください(^o^)/
椅子に座った時に、モノが無い状態が理想
まず前提として、椅子に座ったときに学習以外のことを考えない環境をつくることが大切です。
学習部屋がある人は、 前方180度に、モノを置かないのがおすすめです。
ベッド、趣味関連のもの、テレビ、服・・・・など、
気を取られそうなものは視界に入り込まないように移動させましょう。
片付けるスペースがない、という人には目隠し収納がおすすめです。
なるべく、他のことを考える余地を残さないことがポイントです。
ちなみに、私は一度集中するまで気が散りやすく、
特に文字情報が目に入るとだらだら読んでしまう癖があるので、、、
普段から、
- 本棚は扉付きにする
- ペットボトルのラベルや、食料品の箱は買った瞬間に剥ぎ取る
- ティッシュなど、生活必需品のパッケージはケースに入れるなどして隠す
といった具合に、
仕事や勉強をする環境で、目に入る無駄な情報を少なくする
ように気をつけています。
大事な情報だけを、目立たせる
デスクの前方180度にモノを無くすと、
1つモノを置いたときに、それだけがとても際立つ
状態が作れるのもよいところ。
自分に強く意識させたい情報を1つだけ、デスクに置いておく
のもおすすめです。
受験生だったら、
たとえば、その日の勉強終わりに
- 明日やりたいこと
- 今日学んだけれど、理解が不十分だったこと
を書き留めておいて
このメモを机に置いてから眠ると、
次の日、机に座ってからやるべきことが明確になります。
また、
- どうしても覚えられない英単語のスペル
など、苦手分野の暗記項目をメモしておくのもおすすめです。
工夫してみてください♪
開放感を作り出す
なるべく視界に余計なモノが入らない・・・となると、
トイレくらい狭い空間に机だけ置けばよいのか(^o^)!
という結論に達しそうですが、これもNG。
あまり閉鎖的な空間だとかえって集中力が続かなくなります。
たしかに、ずっと狭いところにいると気が滅入りますもんね。
他のものに気を取られないようデスク周りを整理しつつも、
「開放感」を意識することが大切です。
たとえば、
奥行きのない机を、壁に向かって置くのは避けたほうが良いです。
あ、そうだ。
小学生の時に買った学習机で勉強している人はいませんか?

↑(こういうやつ)
もしいれば、机の上の本棚は取り外したほうが良いと思います。
視界が狭くなるし、開放感もなくなるし、モノも本も目の前に置かない方が集中できますからね。
「開放感」を得るために、
窓の近くに机を置いて光を取り入れるのもおすすめです。
利き手と逆側に窓がある方が集中できるという実験結果もあるようですよ。
(私は試したこと無いので、やってみたら感想を聞かせてほしいです!)
スマホ、どうする?
ゲームに、SNS、動画に、マンガ・・・
いつでもどこでも、わたしたちが気軽に楽しめる新しい商品やサービスを提案してくれるのが、スマートフォン。
たくさんの先人たちが学び、科学技術をここまで発展させてくれたおかげで
わたしたちはこの便利さを享受できている
のですが・・・
さらなる科学の発展に貢献したい!
そのためにも、学力をつけたい!(^o^)丿
と、独学を志す若者にとって、皮肉にもスマホは大敵。
便利さの反面、極めて優秀な誘惑装置として
集中力を削ぎ、時間を奪う道具になりえるからです。
スマホとの付き合い方をルール付けすることが、
学習の環境づくりには必須です٩(๑´0`๑)۶
まずは画面を、見ない工夫を
スマホは、たとえ実際に使わずとも、
そばにあるだけで集中力が削がれるという実験結果もあるそうなんです。
たとえば、レストランで誰かと食事している時、
なんとなくスマホをテーブルに置いているだけで、
ちょっと相手の話が上の空になってしまう・・・
ということ、ありませんか?(わたしはあります。)
1人でいるときなら、なおさらです。
四六時中、自分の好みを誰よりもよく知っている相手に
誘惑され続けているようなものです。
私が受験生なら、手っ取り早くスマホは解約してしまいます。
「いつでも誘惑されている」という状態に耐えられる自信がないので・・・
解約しても、端末さえあればWi-Fi環境下でネットは使えますしね。
メリハリをつけるためにも、期間を決めて勉強に本腰を入れたい状況にあるならば解約がおすすめです。
「気軽さ」or「複雑さ」? 優先順位を考える
「それは極端だ!スタディアプリみたいな機能を使えば、勉強にも役立つし・・・」
という人もいるかもしれませんが、
そんな人は自分が今までスマホを使って、学習と娯楽、どちらに多くの時間を費やしてきたか考えてみてください。
そして、娯楽と学習の優先順位を、自分に問うてみてください・・・
「娯楽が上」なら、それはそれでよし。
進路を変更して、大学には行かない方向で夢中になれることを探しましょう♪
「学習が上」なら、何らかの強制的な方法で、
スマホと意識的に距離をおきましょう。
スマホが与えてくれる楽しみが「気軽さ」だとすれば、
勉強の楽しみは、「複雑さ」なのではないかと思います。
全体像がなかなか見えないぶん、
退屈に思えることもあるし、大きな喜びを得るまでに時間はかかるけれど
じっくり腰を据えて取り組んだら、
その後の人生をかけた楽しみに繋がります。
どちらを優先するかは、あなた次第。
学習にインターネットを活用するならパソコンがおすすめ
「自分は学習用にスマホを使っている」
もしくは
「予備校のオンライン授業をスマホで受講する予定だ」
という人はまず、
それがパソコンやタブレットで代用できないか考え直してみて下さい。
ちなみに、オンライン講義は大きな画面で見たほうがいいです。
というのも
講義形式の授業は
聞き流したり、流し見したりするだけ、といった受け身な態度では
内容がほとんど頭に入りません。
机に参考書やノートを準備した状態で受講して、
疑問点があれば調べ物をしたり、
重要だと思ったポイントについてメモを取ったりしながら
主体的に受講することが、効果を上げるコツです。
スマホのように小さい画面だと
見逃しが多くなりますし、
逆に、見逃さないよう気をつけて画面に集中すると
メモをとったり調べ物をする余裕がなくなります。
プッシュ通知が来たら、そっちに意識がいっちゃいますしね。
できるだけ大きな画面で受講しましょう。
自分ルールを作ろう
スマホを解約まではできないよー、という人は
- 学習部屋以外に保管する
- 使用時間を制限する
ことを、徹底しましょう。
「勉強中は我慢して、休憩時間にスマホでSNSやゲームをやりまくるぞー!」
というのも、残念ながらNG。
勉強で疲れた脳を休める時間がなくなってしまうため、
記憶の定着力や、思考力が落ちます。
1日1回、夜1時間だけスマホOK時間を作る、
毎日ノルマを決めて、達成できたらその日はスマホ解禁!
など
自分ルールを作って、集中力と時間を奪われないよう工夫しましょう。
おまけ(音とにおい)
BGMは必要?
「自宅で勉強をする時は、音楽を聴きながら♪」
という人がいるかもしれませんが、
無音の環境の方が集中できるという研究結果があるようです。
私も勉強や仕事は基本的に無音派です。
(雑音や自然音は気にならないので、カフェ勉はできるのですが・・・
このあたりは個人差もあると思います。)
とはいえ音楽の力はとても偉大で、
人間の脳にかなりの影響力があるとわかっています。
テンションを上げたり、下げたり、心を癒やしたり、好奇心を刺激したり。
休憩時間に聴く音楽は、その後の勉強のやる気を左右します。
お気に入りの1曲を見つけたら
独学の心強い味方になりますね♫
集中できる香りをさがしてみよう
また、「におい」も集中力に影響があるそうです。
たしかに、夕方に肉じゃがのにおいをかぎながら集中するのは難しいぞ・・・(;^ω^)
私はしゃきっとしたい時に、ミントやハーブ系のオイルを焚いています。
(劇的な効果はわかりませんが、心地良いです。)
ラベンダーやヒノキの香りも好きですが、
こちらは眠るときやリラックスしたい時に。
D長屋さんのサイトで勉強してから、
数種類のオイルを混ぜて使うのが最近のお気に入りです。
部屋を好きな香りにしながら勉強できるのは、自宅だけの贅沢!
好みの香りを見つけるまで、いろいろ試してみましょう♪
まとめ
今日は、
自宅浪人生・自宅学習をしたい人に向けた環境の整え方をご提案しました!
外出できないのならば、
これを機に自宅を最高の自習室に改造しちゃいましょう!
次回をお楽しみにヽ(^o^)丿