今年度より、「作文・小論文添削コース」の生徒募集を停止します。
今後は作文・小論文の添削指導も全て「個別指導コース」内で承りますので、よろしくお願いします。
「作文・小論文添削コース」は、授業を行わず、チャットやメールでの通信添削のみで指導を行うというコンセプトで開設しました。
授業時間に捉われずに学べて、オンラインならではの自発的で便利な学習機会を提供できるのではないか・・・と考えていたのですが、
実際に始めてみると、「やはり作文指導には対面で言葉を交わし合う時間があった方が良い」と感じることが多く、添削のみのコースは閉講とすることとしました。
私たち国語の講師は、生徒さんが、文章を正しく理解できていないと思われる時、あるいは自分の考えや想いを表現できていないと思われる時、
その原因を生徒さんとの対話を通じて理解しようと努めます。
その上で、生徒さんの理解度に応じた言葉で丁寧に解説をしながら、その反応を見聞きして、相手の理解・納得を確認して、授業を進めています。
この作業を私は「言葉のチューニング」と呼んでおり、国語の個別指導を進める上で最も大切な取り組みだと考えています。
が、「作文・小論文添削コース」で行っていたような、対面機会の一切ない添削指導では、生徒さんの言葉の癖や理解度、語彙のレベル感などなど・・・さまざまなことがわからないまま、文章のみでやり取りをしなければなりません。
どのくらいの抽象度で、どんな具体例を使って説明をすれば、生徒さんに「響く」のか、それがわからないまま指導をするのは難しく、効率も悪いと感じました。(もちろん、うまくいくこともあるのですが・・・)
もちろん、ある原稿を読んで、体裁を整えるだけの作業を「添削」と呼ぶのならば、文面状のやりとりだけでできるのですが、
それは国語講師が担うよりも、AIに任せていくべき仕事であるような気がしています。
・・・ということで、よりオトモらしい作文・小論文指導ができるのは「個別指導コース」であるという判断をしました。
文章を書けるようになりたい、自分の言葉で想いを表現できるようになりたい、小論文試験で受験に挑みたい、という方はぜひ
「個別指導コース」での作文指導をご検討ください。
添削コース閉講にともない、新しいコースの増設も考えております!新しい取り組みにご期待ください(^_^)g
※ホームページの更新が追いついておらず、まだ添削コースのページが残っております・・・。先にそちらをチェックしていただいていた方がいたら申し訳ありません!近いうちに修正します。)